万葉集巻第7_1133番歌(すめろきの神の宮人)~アルケーを知りたい(1952)
▼吉野詣では、場の良さだけでなく、代々の宮人に倣う気持ちがあるようだ。ここで吉野の盟約があったのだなあ、とか、持統天皇は30回以上行幸したのだなあ、とか、農繁期の行幸は民の負担になるからお止めくださいと諫めた 三輪高市麻呂は偉いやっちゃなあとか。自分がいろんなことに「いやとこしへに我かへり見む」のを忘れていた、と怖くなる。 すめろきの神の宮人ところづら いやとこしくに我れかへり見む 万1133 *代々の大君に仕えてきた宮人と同じく、吉野を見に我らも戻ってこよう。 〔参考〕 伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。 https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7