万葉集巻第7_1098番歌(紀伊道にこそ妹山ありといへ)~アルケーを知りたい(1917)
▼今でもよくある会話のような歌。〇〇ならあそこにもあるよ的な(笑)。元の話が進まず、逸れてしまうことがあるから要注意。その場合、どう対応すると良いか。そのまま流れてしまうもよし、元の話に戻るもよし。会話の上品さとか雑さの吟味とか、出くわしたときの対応、自分がしでかしたときの収拾法とか、考えさせてくれる。教訓の歌。 紀伊道にこそ妹山ありといへ玉櫛笥 二上山も妹こそありけれ 万1098 *紀伊道には妹山があると世間で言ってるけど、二上山にも妹山があります。 〔参考〕 伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。 https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7