万葉集巻第7_1155番歌(名児の海の朝明のなごり)~アルケーを知りたい(1974)
▼今回の歌、遠浅の岸があるところだとお馴染みの風景。潮が引いた後にできる水たまり。いろんな形や大きさで現れる。時間が経つとだんだん消える。引いたときに奥まで行って小石や貝拾いに夢中になっていると、潮が満ちて帰り道がなくなる。 名児の海の朝明のなごり今日もかも 磯の浦みに乱れてあるらむ 万1155 *名児の海で朝早い時間に見られる潮だまり。今日の磯の浦にも乱れて現れているだろう。 〔参考〕 伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。 https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7