万葉集巻第7_1183番歌(ま幸くてまたかへり見む)~アルケーを知りたい(2002)
▼今回は、出発の前、無事にここに戻って来るぞ、と自分に言い聞かせる歌。万葉時代の長距離の旅は危険が多かっただろうに、それでも活発に移動していた。心情は無事を祈りながらだったのだ。気力体力旺盛だ。 ま幸 (さき) くてまたかへり見むますらをの 手に巻き持てる鞆 (とも) の浦みを 万1183 *元気で戻って来てまた見るぞ、この鞆の浦を。 〔参考〕 伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。 https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7