万葉集巻第7_1200番歌(我が舟は沖ゆな離り)~アルケーを知りたい(2034)
▼舟に乗って落ち合う、という話の歌。岸辺で逢うのだから、あまり沖に出ないように、と船頭に注文している歌。こういう経験がないものだから、最初はこの歌で何を言っているのか分からなかった(笑)。自分の経験に照らし合わせて理解しようとするとすぐ限界に来る(笑)。万葉時代の人はホント、足に舟をよく使っていたようで、今だとタクシーに相当するのかな。 我が舟は沖ゆな離 (さか) り迎へ舟 片待ちがてり浦ゆ漕ぎ逢はむ 万1200 *我われの舟は沖に向かって離れ過ぎないように。迎えの舟を待って、浜辺で逢うつもりだから。 〔参考〕 伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。 https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7