万葉集巻第6_1040番歌(ひさかたの雨は降りしけ)~アルケーを知りたい(1869)
▼今回は、 安積親王 (あさかしんのう) が藤原八束の家で宴会を開き、同席していた家持が詠んだ 743年の 歌。 安積親王は聖武天皇の息子で、この年、15歳。八束が28歳。家持は25歳。みなさんお若い。雨の夜、仲の良い仲間が集まったのだから、飲み明かしましょう、と詠う家持。 安積親 王 、左少弁 藤原八束 朝臣が家にして宴する日に、内舎人 大伴宿禰家持 が作る歌一首 ひさかたの雨は降りしけ思ふ子が やどに今夜は明して行かむ 万1040 *ひさしぶりの雨が降りしきるので気の合うお方の家で今夜はずっと飲みましょう。 〔参考〕 伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。 https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=6