万葉集巻第7_1225番歌(さ夜更けて夜中の方に)~アルケーを知りたい(2044)
▼今回も夜の舟の歌。「夜中」「おほほしく」で雰囲気がぼんやり伝わる。船頭たちが何やらコミュニケーションをとっているようだ。この歌、輪郭が溶けて滲んだ水彩画のよう。 さ夜更けて夜中の方におほほしく 呼びし舟人泊てにけむかも 万1225 *夜が更け夜中に何やら声をかけあう船頭たち。舟を泊める先を見つけたのだろう。 〔参考〕 伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。 https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7