万葉集巻第7_1218番歌(黒牛の海紅にほふ)~アルケーを知りたい(2023)
▼黒牛の海は、現在、 和歌山県海南市にある。地名の由来を知りたくなるけど、それは置いといて、この歌は、黒と紅の対比が鮮やか。この紅は、今だと神社の巫女の袴の色が近そう。さて、 この歌から続けて7首は藤原卿の作。 黒牛 (くろうし) の海紅 (くれなゐ) にほふももしきの 大宮人しあさりすらしも 万1218 *黒牛海が赤い色に染まったかのよう。大宮の女官たちが浜辺に出て漁に興じている。 〔参考〕 伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。 https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7