水原 秋櫻子~定型詩でアルケーを知りたい(811)
今回は俳句。 ▼今月は趣を変えて日本の定型詩と作者を見て行く。言葉の並びが時を隔てて、読む者に何かの力を及ぼす。 ▼ とても不思議なこ の力、物理の「四つの力」に関係するのだろうか、それともまた別なのか(笑)。 水原秋櫻子の俳句でスタート。 ▼ 冬菊の まとふはおのが ひかりのみ 感想:光の中の菊。静かで凛としたイメージが浮かぶ。 ▼ 水原 秋櫻子 みずはら しゅうおうし 医師・俳人。 【教育/活動】 1892(明治25)年10月9日、千代田区神田猿楽町生まれ。 父親は産婦人科病院長。 1918(26) 東京大学医学部卒業。医学博士。 高濱虚子 の俳句論『進むべき俳句の道』がきっかけで俳句に興味を持つ。 1921(29) 虚子の 『ホトトギス』に参加、師事 。 1922(30) 帝大俳句会結成。 1928(36) 帝大俳句会の『馬酔木』に参加。 1928-41(36-49) 昭和大学で初代産婦人科学教授。 父親の産婦人科病院を継承、宮内省侍医寮御用係兼任。 1931(39) 『ホトトギス』を離脱 し 『馬酔木』を主宰 。 虚子の伝統俳句・客観写生に対して主観写生の新興俳句運動を展開。 1955(63) 医業を引退、俳句に専念。 1981(昭和56)年7月17日、杉並区西荻南の自宅で死去。89歳。 【キーワードと感想】 東大医学部 秋櫻子は本業が医師。 虚子 俳句は 虚子から入った、でも後で離れる。 ホトトギス 虚子=ホトトギス。 【ネットワーク】 高濱 虛子 たかはま きょし 1874(明治7)年2月22日 - 1959(昭和34)年4月8日 松山出身の俳人・小説家。 【似顔絵サロン】 〔参考〕 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E5%8E%9F%E7%A7%8B%E6%A1%9C%E5%AD%90