アルケーを知りたい(116) オームの法則 Ohm's law
▼オームの法則。オームはこの理論を近接作用であり、遠隔作用ではないと考えていたという。電気は、近接する粒子間の作用によって発生すると考えた。
▼ガルヴァーニさんは動物電気は生体が発するものと考えた。これに対し、ボルタさんは動物電気を物理的現象と捉えた。
▲Georg Ohm さん。1789-1854 ドイツの物理学者。錠前師の父から家庭教育で数学、物理学、化学、哲学を学ぶ。1811年(22才) エアランゲン大学で博士。1812年(23才) エアランゲン大学で講師(数学)。1813年(24才) バンベルクの学校で教師(数学と物理学)。幾何学の入門書を執筆。1816年(27才) 幾何学入門書の原稿をプロイセン王ヴィルヘルム3世に贈呈。1817年(28才) プロイセン王ヴィルヘルム3世の計らいによりケルンのギムナジウムで教師(数学と物理学)。物理実験に専念。1827年(38才) 「数学的に取扱ったガルヴァーニ電池」を出版。オームの法則を発表。1852年(63才) ミュンヘン大学で教授(実験物理)。1854年(65才) ミュンヘンで死去。
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