立花 北枝~定型詩でアルケーを知りたい(859)
今回は俳句。
感想 分かることも のうて身にしむ バッハ哉
▼立花 北枝 たちばな ほくし 俳人・蕉門十哲の一人
【プロフィール】
?年、石川県能美郡生まれ。
兄の牧童と共に刀研ぎを生業とする。
北村季吟の門下生に俳諧を学ぶ。
1680() 談林派の俳諧誌『白根草』に牧童と共に掲載。
その後も句誌に兄弟の作品が掲載。
1689() 『おくのほそ道』の旅で金沢に来た芭蕉に兄弟で弟子入り。1か月間、芭蕉の旅に同道。
馬かりて 燕追ひ行く 別れかな
物書いて 扇引きさく 別れかな(芭蕉)
1718(享保3)年6月10日、金沢で死去。
書いて見たり けしたり果は けしの花
【キーワードと感想】
談林派 西山宗因を祖とする俳諧スタイル。芭蕉も宗因の俳句会に参加した。
【ネットワーク】
向井 去来 むかい きょらい 1651(慶安4)年 - 1704(宝永元)年10月8日 俳諧師・蕉門十哲の一人。応々といへど敲くや雪の門 ▼1690年の金沢に大火に遭った北枝が詠んだ句「焼けにけりされども花は散りすまし」を見た芭蕉が「焼けにけりの御秀作、かゝる時にのぞみ、大丈夫感心。去来、丈草も御作驚申計に御座候」と称賛。
内藤 丈草 ないとう じょうそう 1662(寛文2)年 - 1704(元禄17)年3月29日 俳諧師・蕉門十哲の一人。大はらや蝶の出てまふ朧月 ▼1690年の金沢に大火に遭った北枝が詠んだ句「焼けにけりされども花は散りすまし」を見た芭蕉が「焼けにけりの御秀作、かゝる時にのぞみ、大丈夫感心。去来、丈草も御作驚申計に御座候」と称賛。
【似顔絵サロン】
〔参考〕
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E8%8A%B1%E5%8C%97%E6%9E%9D
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