皇嘉門院別当の歌~アルケーを知りたい(1067)

皇嘉門院別当は百人一首88番歌「難波江の葦のかりねのひとよゆゑ 身をつくしてや恋ひわたるべき」の作者。
▼歌合せで出た「旅宿逢恋」というお題で詠んだ歌。

▼皇嘉門院別当 こうかもんいんのべっとう
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平安時代末期の歌人。父は源俊隆。
1175年『右大臣兼実家歌合』、1178年『右大臣家百首』に出詠。藤原忠通(76番歌)の娘で崇徳天皇(77番歌)皇后である皇嘉門院藤原聖子に仕えたので皇嘉門院別当と呼ばれた。

▼皇嘉門院別当の和歌と*勝手に解釈
摂政右大臣(九条兼実藤原忠通の六男)の時の家歌合に、旅宿逢恋といへる心をよめる
難波江の蘆のかりねの一よゆゑ 身をつくしてや恋ひわたるべき
*難波江の蘆の仮屋での一夜であるがゆえに、身を尽くして恋をするべきです。

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〔参考〕
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%87%E5%98%89%E9%96%80%E9%99%A2%E5%88%A5%E5%BD%93
https://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/k_bettou.html

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