万葉集巻第7_1227番歌(磯に立ち沖辺を見れば)~アルケーを知りたい(2046)
▼今回の歌、作者が見た順が、海人の舟が先か、飛び回る鴨が先か 気になった 。実際は同時なんだろうけど。詠み手の推理の順としては、鴨たちが騒いでいるな、その下では海人が仕事しているぞ、そうか、この鴨たちは海人の網にひっかかる魚を狙っているんだな、あたりか。海人は藻刈りに出てるんだけど。鴨は魚をゲットできるのだろうか。 磯に立ち沖辺 (おきへ) を見れば藻刈り舟 海人漕 (あまこ) ぎ出らし鴨翔 (かもかけ) る見ゆ 万1227 *磯に立って沖を眺めると、漁師が藻刈り舟を漕ぎ出しているようだ。鴨が上空で飛び回っている。 〔参考〕 伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。 https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7