万葉集巻第7_1077番歌(ぬばたまの夜渡る月を)~アルケーを知りたい(1896)
▼今回の作品は印象に残る面白い歌。月の歌を眺めているうちに、山に沈む月を見たくなる。太陽は毎日出入りしているので晴れていれば見られるけど、月はなかなかだ。今週は曇りの日ばかりだから、しばらくはお目にかかれない。そうなると、月の歌がありがたい存在になる。 ぬばたまの夜渡る月を留めむに 西の山辺に関もあらぬかも 万1077 *夜空を通り過ぎる月を留めるために西の山に関所があればよいのに。 〔参考〕 伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。 https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7