万葉集巻第1_60番歌(宵に逢ひて朝面なみ)~アルケーを知りたい(1765)
▼今回は序が長いタイプの歌。「夜どおし一緒にいて朝顔を合わせるのが憚られるという名張」という名張にかかる序。その名張で作者の彼女は 何日も忌籠りを続けている。作者は一人で寂しいのだろう(笑)。 長皇子の御歌 宵に逢ひて朝面 (あしたおも) なみ名張 (なばり) にか 日 (け) 長く妹が廬 (いほ) りせりけむ 万60 *名張で何日もあの子は忌籠りしているのでしょう。 〔参考〕 伊藤博訳注『新版 万葉集一』角川ソフィア文庫。 https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=1