アルケーを知りたい(11)高校物理の原子#3
▼素粒子は電気的な性質を持っているので、今回はそこを確かめる。図は平尾物理の421頁を参考にして作成した。
▼電気的な現象の根源を表すのが「電荷」。電荷がもたらす電気的な効果を示す量を電荷量とか電気量という。電気量の単位はC(クーロン)。1Cは、1秒間で1アンペア(A)の電流が運ぶ電気量。素粒子で電荷を持つのは陽子と電子。共に同じ量の電荷。陽子はプラス、電子はマイナス。
▼質量を比較。電子の質量÷陽子の質量*100で計算すると、0.054%に過ぎないことがわかる。陽子の質量÷電子の質量で計算すると、今まで何度かお目にかかった1836倍。
▼約2000倍も質量が違うのに、電気量は同じ! これはどういうことだろう? 保留にして先に進もう。
▲古代ギリシャ哲学者のアリストテレスさんはアルケー(物質の根源)を「火・土・空気・水の四元素に加えて温・冷、乾・湿」とした。
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