アルケーを知りたい(16)水素原子の陽子と電子のイメージ

▼原子のうちで一番シンプルな水素原子の絵で原子の状態をイメージしてみる。

▼陽子が1個、電子が1個で原子を作ると水素(軽水素)になる。水素に占める軽水素のシェアは99.985%と圧倒的だ。

▼陽子1個と中性子1個、電子1個で原子を作ると重水素になる。水素に占める重水素のシェアは0.015%だ。

▼陽子1個と中性子2個、電子1個で原子を作ると三重水素になる。これは極微量。

▼電子の軌跡を蓄積すると球体になる。これを原子殻という。原子殻が原子のサイズになる。

▼教科書や参考書の原子のモデル図では原子核と電子が余りに大きなサイズにデフォルメされている。下のイメージ図では、ほんの少しリアルなサイズに近づけた。リアルに近づくほど原子核も電子も見えなくなるので、ぎりぎりのところで止めている。しかし、これでも極めてデフォルメしていて、教科書や参考書と五十歩百歩といったところに過ぎない。

▼原子を構成する原子核も電子もメチャ小さい。結果、原子は真空の球体になる。真空がいくら集まっても真空だろう、とふつうは思う。しかし、なぜか、水素になったり金になったりする。不思議でならん。

▼陽子と電子は同じ量の電気を持っている。陽子や電子が持っている電気量を電気素量という。陽子はプラス、電子はマイナスの電気量を持つ。併せると中性になる。

▼表に電気量の単位としてC(クーロン)が出ている。1Cは1秒間に1アンペアの電流が運ぶ電気量、と定められている。何ボルトなのか分からんけど。
























▲電荷の単位C(Coulomb)はシャルル・ド・クーロンさんの名前に因んで命名された。クーロンさんはフランス軍の技術将校、物理学者、土木技術者。

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