アルケーを知りたい(46) アルケーな人たち #1

▼前回、放射線に至って一息つきたくなったので、アルケーの追求に関わる先達の一部をリストにした。参考書の人物紹介と同じ。ちょっと違うのは、学び方・師匠・弟子を付記したこと。

▼この表で何が見えるか。時期ごとの「空気感」のようなもの。例えば、電磁気学、分子や原子の研究の積み重ねの時期は、見たり触れて確かめたりして、やっていることに手応えが感じされる。原子核や放射線の研究が進み量子力学に入る時期になると、異界へ向かう。

▼この表で何が見えないか。核分裂、大型装置による素粒子の研究。

▼この表を眺めているとどんな示唆があるか。テーマとかキーワードから意味を探っていくこれまでの方法に加え、研究に携わった人たちを人脈として掴み、どんな考え方や方法を取ったのかを知りたくなる。




▲フェリックス・ブロッホさん。スイス生まれ、アメリカの物理学者。MRIの基礎原理である核磁気共鳴の研究で1952年にノーベル物理学賞を受賞。

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