アルケーを知りたい(65) シャルルの法則 Charles's law

▼シャルルさんは、一定量の気体は温度が1℃上昇すると体積が1/273ずつ増加する関係を見つけた。ということはマイナス273℃にすると気体の体積は限りなくゼロに近くなる。

▼一定量の気体の分子の数は温度と関係なく一定なので、体積が変化するということは分子と分子の間が増えたり減ったりすることによる。では、分子と分子の間で増減するやつはいったい何なの? 参考書に容器に閉じ込められた気体の分子が動いている図がある。あの図の分子を表す点以外の空白は何なの? 



▲「シャルルの法則」のジャック・シャルルさん。この法則は実体をシャルルさんが発見し、時が経ってゲイ=リュサックさんが「シャルルの法則」として発表した。先人の発見に敬意を表す姿勢が素晴らしい。シャルルさんは仮説があったら実験で実証する実験物理学者そのもの。水素気球を作って実際に飛ぶんだから、すごい行動派。

 

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