アルケーを知りたい(176_1) ノーベル物理学賞 1903年 マリー・キュリーさん
▼第3回のノーベル物理学賞受賞者の2人目、マリー・キュリーさん。▼夫妻が分析したピッチブレンドとは、ATOMICAによると「れきせい(瀝青)ウラン鉱。ウランを含む主要鉱物の1つ」。 精錬するほど放射性が強くなる。
▼マリーさんが発見したポロニウムとは、デジタル大辞泉によると「放射性元素の一。単体は銀色の軟らかい金属。1898年キュリー夫人が発見し、生国ポーランドにちなみ命名。質量数210がα線源として用いられる。元素記号Po。原子番号84」。▼質量数Aは陽子と中性子Nの数の和。原子番号Zは陽子の数。A=Z+Nなので、ポロニウムは210=84+N。中性子が126個ある。
▼ラジウムとは、デジタル大辞泉によると「放射性元素の代表的なもの。天然には質量数223、224、226、228の4種の同位体があり、半減期の最も長いのは226で約1600年。単体は銀白色の重い金属。1898年、キュリー夫妻がポロニウムとともにウラン鉱石から発見。元素記号Ra。原子番号88」。▼A=Z+Nに当てはめると、226=88+N。中性子が138個ある。
コメント
コメントを投稿