アルケーを知りたい(176_2) ノーベル物理学賞 1903年 ピエール・キュリーさん

▼第3回のノーベル物理学賞受賞者の3人目はピエール・キュリーさん。マリー・キュリーさんのご主人。

▼ピエールさんの人脈:


【大先輩】
ウィリアム・トムソン
William Thomson 1824-1907

1824年、アイルランドのベルファスト生まれ。父はベルファスト大学の教授(数学)。神童。父から家庭教育を受ける。1834年(10才)グラスゴー大学に入学。1845年(21才)ケンブリッジ大学ピーターハウス・カレッジを首席で卒業。1846年(22才)グラスゴー大学で自然哲学の教授(1899年まで)。1848年(24才)絶対温度の概念を発表。絶対温度の単位ケルビン(K)はその名に因で命名された。1851年(27才)トムソン効果を発見。 熱力学の第二法則を定式化。1866年(42才)大西洋横断電信ケーブルの敷設に成功。1870年(46才)絶対電位計を発明。1876年(52才)磁気コンパスを発明。最初、英海軍が採用、その後全世界で利用。1893年(69才)ピエール・キュリーさんと面談。1899年(75才)イーストマン・コダックさんの依頼でKodakの役員。1904年(80才)グラスゴー大学総長。1907年(83才)スコットランドで死去。


【弟子】
ポール・ランジュバン Paul Langevin 1872 - 1946 フランスの物理学者。ピエールさんの長女イレーヌさんやド・ブロイさんの博士指導教員。





【弟子】
アンドレ=ルイ・ドビエルヌ André-Louis Debierne 1874 - 1949 フランスの化学者。1899、アクチニウムAcを発見。





【弟子】マルグリット・ペレー Marguerite Catherine Perey 1909 - 1978 フランスの物理学者。1939、フランシウムFrを発見。



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