可視光線とナノメートル:アルケーを知りたい(388)

今回の話題は(A)物理学。

可視光線とは人の目に見える光のこと。
波長は380~780nm(ナノメートル)。
波長が長いほど赤っぽくなり、さらに長くなると赤外線になる。
波長が短いほど紫っぽくなり、さらに短くなると紫外線になる。

▼単位のナノについて。
10億分の1、10のマイナス9乗。
人の目はもちろん、光学顕微鏡でも見えない大きさ、というか小ささ。
例えば、コロナウィルスの直径は100ナノメートル
CPUの線幅は10ナノメートル。
酸素分子の大きさは0.35ナノメートル。

▼人物:ジョン・ティンダル John Tyndall, 1820年8月2日、アイルランド生まれ - 1893年12月4日、イングランドのサリー州で死去(73歳) 物理学者・登山家 ★ドイツのマールブルク大学卒業 ★業績:雨の後、太陽の光が雲の間からくっきりと広がって差すことがある。ティンダルさんが発見したのでチンダル現象という ★関係する人物:ロベルト・ブンゼン(ブンゼンさんがいたからマールブルク大学に進学した)、ヘルマン・クノブラウチ(共同研究した師匠格の先生)、マイケル・ファラデー(王立協会でファラデーさんの後任になった)、ルドルフ・クラウジウス(友達。物理学者)、ジョン・ストラット(チンダル現象を理論的に説明した物理学者)

〔参考〕
有山智雄et al.『中学総合的研究 理科[四訂版]』旺文社。
https://en.wikipedia.org/wiki/John_Tyndall

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