可聴音:アルケーを知りたい(396)

今回の話題は(A)物理学。

▼今回はヒトに聞こえる範囲の音の話。

▼広辞苑の説明:「人間の耳に感じる音。下限は16~20ヘルツ、上限は16~20キロヘルツ程度」

▼中学総合的研究理科:この本の嬉しいのは、次のように音楽の話題を取り入れているから。「音楽で用いる音階のラの振動数は440Hzで、1オクターブ高いラの音では振動数が2倍の880Hzになる」
「ヒトの耳に聞こえるのは20~20,000Hzの範囲といわれ、この範囲の音を可聴音という。
振動数が20,000Hz以上の音を超音波という。ヒトの耳には聞こえない。動物の種類によって聞こえるものもいる」
イヌ 15~120,000 (なんと上限がヒトの6倍!)
ネコ 60~65,000 (上限はヒトより上、イヌより下)

▼今日の人物:ヤッシャ・ハイフェッツ Yasha Heifetz, 1901年2月2日、ロシア帝国のヴィリナ生まれ - 1987年12月10日、ロサンゼルスで死去。バイオリニスト。音の三要素の魔術師。

〔参考〕
有山智雄et al.『中学総合的研究 理科[四訂版]』旺文社。
DK,  Help Your Kids with Science: A Unique Step-by-Step Visual Guide, New York, Dorling and Kindersley, 2012.
キャロル・ヴォーダマンほか著、渡辺滋人・北川玲訳『親子で学ぶ科学図鑑:基礎からわかるビジュアルガイド』2013年、創元社。

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