力の三要素:アルケーを知りたい(399)

今回の話題は(A)物理学。

▼今回は、力の三要素。作用点、大きさ、向き。ついでにベクトルも辞書で用語をチェックしました。

▼中学総合的研究理科:「力の大きさ・向き・作用点」を力の三要素という。この三つの要素が一本の矢印に集約され、ここから話がどんどん広がる。

▼子供時代、天秤ばかりは好き、ばねばかりは嫌いだった。今は理由が分かる。天秤ばかりは重力があれば常に真。でも、ばねばかりは重力頼み(高度で変わる)で、ばね自身の自重で変わって、弾性変形の範囲があてにできない。ゆえにばねばかりは曖昧すぎる。子供のころ、親の実家に天秤ばかりとばねばかりがあったので、触っていた。天秤ばかりは子供には扱いにくかった。でも、その時から天秤ばかりのファンで、アンチばねばかりの傾向が芽生えた気がする。

▼広辞苑でベクトルを見る:Vektor「大きさと向きを有する量。力・速度・加速度などはベクトルとして表される

▼今日の人物:ベクトルの記法を生み出したギブズさん。ジョサイア・ウィラード・ギブズ Josiah Willard Gibbs, 1839年2月11日、アメリカのコネチカット州生まれ - 1903年4月28日、コネチカット州ニューヘイブンで死去(64)。イェール大学で博士。数学者・物理学者・物理化学者。ベクトル計算の発明者

〔参考〕
有山智雄et al.『中学総合的研究 理科[四訂版]』旺文社。
DK,  Help Your Kids with Science: A Unique Step-by-Step Visual Guide, New York, Dorling and Kindersley, 2012.
キャロル・ヴォーダマンほか著、渡辺滋人・北川玲訳『親子で学ぶ科学図鑑:基礎からわかるビジュアルガイド』2013年、創元社。

コメント

このブログの人気の投稿

大伴旅人の万葉集459番歌~アルケーを知りたい(1092)

大伴旅人の万葉集876-879番歌~アルケーを知りたい(1117)

大伴旅人の万葉集577番歌~アルケーを知りたい(1097)