自由落下の距離計算:アルケーを知りたい(442)

今回の話題は(A)物理学。

▼自由落下するものには重力加速度が働くので、矢でも鉄砲でも、放たれた瞬間から地面に向かって落下が始まる。
ピッチャーが投げたボール、和弓の矢、コルト45の弾丸の例で計算してみた。

▼スピードはボールが22.2m/s(80km/h)、矢が33.3m/s(120km/h)、弾が340m/sとする。距離は20mとする。

▼計算の結果:ボールは3.98m、矢は1.77m、弾は0.02mとなった。

▼感想:ボールも矢も20m飛んでる間にそんなに落ちるのか? 計算が間違っているのではないか? 

▼コード
speed = float(input('スピード: '))
kyori = float(input('距離: '))
time = kyori/speed
Rakka_kyori = round((9.8*time*time)/2, 2)
print(Rakka_kyori, 'm落下')

▼今日の人物 コルト45ガバメントを設計したジョン・ブローニング(John Browning, 1855 - 1926)さん。アメリカの銃デザイナー。「世界の軍用銃で彼の発明に頼らないものは一つもない」(Wikipedia)

〔参考〕
有山智雄et al.『中学総合的研究 理科〔四訂版〕』旺文社。
平尾淳一『総合的研究 物理』旺文社。
https://en.wikipedia.org/wiki/John_Browning

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