速さの単位knotとkm/hの変換:アルケーを知りたい(443)
今回の話題は(A)物理学。
▼単位変換のプログラムを作ると、単位Aの〇は単位Bの〇〇に相当する、という変換の基本文型に具体的な情報を当てはめる形になっていることがよく分かる。
▼今回のコードは変換したい方を選んで数字を入れると変換された数字が返ってくる。
1. 時速をノットに変換
2. ノットを時速に変換
変換したい方の番号:1
時速:30
30.0 km/hは 16.2 ノット
▼コード
def print_menu():
print('1. 時速をノットに変換')
print('2. ノットを時速に変換')
def km_kt():
km = float(input('時速:'))
kt = round(km /1.852, 1)
print(km, 'km/hは', kt, 'ノット')
def kt_km():
kt = float(input('ノット:'))
km = kt * 1.852
print(kt, 'ノットは時速', km, 'km/h')
if __name__ == '__main__':
print_menu()
choice = input('変換したい方の番号:')
if choice == '1':
km_kt()
if choice== '2':
kt_km()
▼今日の人物:地球が扁球であると考えていたピエール・ブーゲ(Pierre Bouguer、1698 – 1758)さん。フランスの数学者。造船工学の父。地球の形状調査のためフランス科学アカデミーが送り出した海外測地プロジェクトのペルー測量隊のメンバー。子午線弧長調査を行った。37歳から10年かけて調査し、成果を「地球の形」という本で発表。ブーゲさんが乗り込んだ帆船が何ノットくらい出ていたのかは不明。
〔参考〕
有山智雄et al.『中学総合的研究 理科〔四訂版〕』旺文社。
平尾淳一『総合的研究 物理』旺文社。
https://en.wikipedia.org/wiki/Pierre_Bouguer
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