仕事:アルケーを知りたい(457)

今回の話題は(A)物理学。

仕事。分かるようでよく分からない用語のひとつ。理由は、先人が時間をかけて解明してきた広くて深い概念だから。
▼仕事の計算式  仕事W = 力の大きさF ✖ 移動距離x
▼単位は J(ジュール) 1〔J〕 = 1〔N〕 ✖ 1〔m〕
1N(ニュートン)は、0.102〔kg重〕
▼1J は、0.102kg重m である。100g重のモノを1m動かす力が1Jである。
kg重とは質量1kgの物体に働く重力の大きさのこと。1kg重=9.8Nである。
▼以上の話も結構、込み入っている。単位変換プログラムがあると良いかも(笑)。

▼今日の人物:仕事という用語を最初に使った人、コリオリさん。 
ガスパール=ギュスターヴ・コリオリさん(Gaspard-Gustave Coriolis、1792 - 1843) フランスの物理学者。教育▽エコール・ポリテクニークと国立土木学校。職業▽エコール・ポリテクニークと国立土木学校で教授。実績▽コリオリの力を提唱。運動エネルギーを求める式が1/2*m*v2と示した。人脈▽クロード・ルイ・ナビエさん(フランスの数学者、国立土木学校の教授)、ピエール・ルイ・デュロンさん(化学者、エコール・ポリテクニークの教授)

〔参考〕
有山智雄et al.『中学総合的研究 理科〔四訂版〕』旺文社。
平尾淳一『総合的研究 物理』旺文社。
https://en.wikipedia.org/wiki/Gaspard-Gustave_de_Coriolis

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