土地の面積の計量、アールaとヘクタールha:アルケーを知りたい(497)

今回の話題は(A)物理学。

土地の計量にのみ用いることができる面積の法定計量単位。国際単位系からは追いやられた感のある単位。以前、草刈り機を担いだ経験からするとアールは一日頑張ればいけそうな広さ、つまり素人でも何とかなる広さ。ヘクタールだとそうはいかない。機械を持っているプロ農家が扱う広さ。

アールの語源は、ラテン語で面積を表す area
1 a = 100 m2 10メートル四方の広さ
1 ha = 10000 m2 100メートル四方の広さ

▼計量単位令の定義は次。
アール平方メートルの百倍
ヘクタール:アールの百倍
(計量単位令、別表第六(第五条関係)の七で定義されている土地の面積の計量)

▼今日の人物 土地に課税をかけて収入を上げるための検地を本格化した戦国大名
豊臣 秀吉さん(とよとみ・ひでよし 1537 - 1598) 教育▽? 職業▽17歳で織田信長さんに仕官。太政大臣 実績▽木下藤吉郎時代、信長さんの検地政策を担当。秀吉時代は太閤検地を実施 人脈▽織田信長さん(木下藤吉郎を採用した尾張の藩主)

〔参考〕
有山智雄et al.『中学総合的研究 理科〔四訂版〕』旺文社。
平尾淳一『総合的研究 物理』旺文社。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E8%87%A3%E7%A7%80%E5%90%89

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