放射能の線量当量の単位、シーベルトSv:アルケーを知りたい(487)

今回の話題は(A)物理学。

▼今回も放射線に関わる単位。
シーべルトの平尾物理の説明は次。等価線量は、生物が吸収する放射線の種類やエネルギーごとの重みをつけて加算したもの。等価線量に臓器ごとの重みをつけて加算したものが実行線量。単位はともにシーベルト〔Sv〕。

▼計量単位令の定義は次。
シーベルト:グレイで表した吸収線量の値に経済産業省令で定める係数を乗じた値が一である線量当量
(計量単位令、別表第一、第二条関係六十四で定義されている線量当量)

▼今日の人物 シーベルトの名称の元になったスウェーデンの物理学者
ロルフ・マキシミリアン・シーベルト(Rolf Maximilian Sievert  1896年5月6日 - 1966年10月3日)
教育▽ウプサラ大学で博士 職業▽ストックホルム大学で教授、スウェーデン国立放射線防護研究所で初代所長、カロリンスカ研究所で放射線物理教授 実績▽放射線測定器シーベルト・チャンバーの開発放射線防護の父 人脈▽ローリストン・S・テイラー(放射線防護のパイオニア。アメリカの物理学者) 

〔参考〕
有山智雄et al.『中学総合的研究 理科〔四訂版〕』旺文社。
平尾淳一『総合的研究 物理』旺文社。
https://en.wikipedia.org/wiki/Rolf_Maximilian_Sievert

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