1783、タングステン~エルヤル弟(西):アルケーを知りたい(568)

▼今回は前回の続きでタングステンを発見したエルヤル兄弟の弟ファウストの紹介。

ファウスト・デ・エルヤル・イ・デ・スビサ Fausto de Elhuyar y de Suvisa 1755年10月11日 - 1833年2月6日 スペインの化学者
【人物】
【教育】フライベルク鉱山専門学校で冶金学を学ぶ。
【職業】スペインのベルガラ神学校で教授。1790(35)メキシコの王立鉱山院で長官。
【業績】1783(28)タングステンの単離に成功、ウォルフラム(wolfram)と命名
1792(37)メキシコで鉱山の王立学校を設立、鉱山技術者の教育に尽力。

【一つ年下】
間 重富 はざま・しげとみ 1756 - 1816 江戸の天文学者。高橋至時と共に天体観測、伊能忠敬を指導。

モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart 1756 - 1791 オーストリアの作曲家。

【ネットワーク】
シェーレ Karl  Wilhelm Scheele 1742 - 1786 スウェーデンの化学者・薬学者。▼ファウストがシェーレが発見していたタングステン酸を還元してタングステンを単離した。

【似顔絵サロン】

















〔参考〕
『理科年表2022』
https://en.wikipedia.org/wiki/Fausto_Elhuyar

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