1877、酸素の液化~カイユテ(仏)とピクテ(瑞):アルケーを知りたい(680)
今回は物理学。
▼二人のここが面白い:同じ時期に異なる場所で、同じ結果を異なる方法で導き出したこと。
▼カイユテ Louis Paul Cailletet 1832年9月21日 - 1913年1月5日
フランスの物理学者、発明家
【人物】父親は製鉄所のオーナー。
【教育】パリで教育を受ける。
【職業】製鉄所の管理。高炉から出るガスを分析して鉄の状態を把握。
【業績】1877(45) ピクテと異なる方法で液体酸素の生成に成功。
1878(46) デービー・メダルを受賞。
【人物】ジュネーヴ生まれ。
【教育】?
【職業】ジュネーブ大学で教授。
【業績】1877(31) カイユテと異なる方法で酸素の液化に成功。
1878(32) デービー・メダルを受賞。
【同時代の日本人】
中村 正直 Nakamura Masanawer John 1832年6月24日 - 1891年6月7日 明治時代の啓蒙思想家、教育者。1870(38) サミュエル・スマイルズの『Self Help』を翻訳し『西国立志編』として出版し100万部以上を売り上げる。▼カイユテと同い年生まれ。
長井 長義 Wilhelm Nagayoshi Nagai 1845年7月24日 - 1929年2月10日 薬学者、化学者。ベルリン大学でホフマンの助手。ベルリン大学で哲学博士、明治天皇勅令の理学博士・薬学博士。▼ピクテの一つ年上。
【似顔絵サロン】
〔参考〕
『理科年表2022』
https://en.wikipedia.org/wiki/Louis_Paul_Cailletet
https://en.wikipedia.org/wiki/Raoul_Pictet
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