1883、ケルダール法~ケルダール(蘭):アルケーを知りたい(686)

今回は化学。

ケルダール法:化学物質に含まれる窒素の量を求める分析法。用途は、食品や鉱物に含まれる窒素の量を求めたり、水質調査。

▼ケルダールのここが面白い:穀物中のタンパク質の量を正確に測定する必要があった。窒素の含有量が決め手になると知り、窒素の測定方法を開発した。押してもダメなら引いてみな的なアプローチで成功したのが面白い。ケルダール法は汎用性が高く今でも使われているという。調べた限りネットワーク(人のつながり)が分からなかった点も謎で面白い。

ケルダール Johan Kjeldahl 1849年8月16日 - 1900年7月18日
 デンマークの化学者 
【人物】父親は医師。
【教育】1873(24) デンマーク工科大学卒業。
1873-75(24-26) 同大学で助手。
【職業】1876-1900(27-51) コペンハーゲンのカールスバーグ研究所で化学部門の責任者。
【業績】1883(34) ケルダール法を開発。

〔参考〕
『理科年表2022』
https://en.wikipedia.org/wiki/Johan_Kjeldahl

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