1905、テルミット反応~ゴルトシュミット:アルケーを知りたい(712)

今回は化学。

テルミット反応:酸化鉄がアルミニウム金属を酸化するとき熱を発生する反応のこと。YouTubeで見ると高温ぶりが一目瞭然。用途は、鉄道の車軸・レールの溶接、軍用暗号機の破壊・大砲の無力化。

▼ゴルトシュミットのここが面白い:テルミット反応の動画は見ごたえがあって面白い。発見者のゴルトシュミットは人物像が伝わる情報がない。この対比が面白い。

ゴルトシュミット Johannes Wilhelm Goldschmidt  1861年1月18日 - 1923年5月20日
 ドイツの化学者。
【人物】父親は化学者で化学会社の創業経営者。
【教育】ベルリン大学で博士。指導教員はブンゼン。
【活動/業績】
1893(32) テルミット反応を発見。溶接や焼夷弾に使える。
1895(34) テルミット法の特許を取得
1899(38) 路面電車(車軸、レール)の溶接で最初の応用例を作る

【ネットワーク】
ブンゼン Robert Bunsen 1811年3月30日 - 1899年8月16日 ドイツの化学者。▼ゴルトシュミットの博士指導教員。

【似顔絵サロン】















〔参考〕
『理科年表2022』
https://en.wikipedia.org/wiki/Hans_Goldschmidt

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