岡本 癖三酔~定型詩でアルケーを知りたい(819)
今回は俳句。
感想 映像的な句。マネしたくなる。短い橋で 狭い川で 木は夏になってゐる
▼岡本 癖三酔 おかもと へきさんすい 俳人、画家
【プロフィール】
1878(明治11)年9月16日、群馬県高崎生まれ。父親は小田原藩士。
慶應義塾大学在学中から子規に師事。
1903(25) 仲間と共に「三田俳句会」を結成。後に久保田万太郎が活躍。
1904(26) ホトトギスの俳句選者。
1918(40) ホトトギスを離脱、俳句雑誌『新緑』を主宰。
1920-1935(42-57) 神経衰弱のため引きこもり生活。
1935-(57-) 神経衰弱から回復し、俳句と俳画を制作。
昼は多摩川、浦安、三宝寺池、豊島園、夜は銀座のカフェに足を運ぶ。
1942(昭和17)年1月10日、小田原で死去。64才。
紙芝居の 大当たりの 小春で
顔知つてる 手妻師の 若葉銀座
師走の樹々 ただ黒く 人あゆみ
【キーワードと感想】
慶應義塾大学/三田俳句会 学生時代から子規に師事してたんだ
【ネットワーク】
正岡 子規 まさおか しき 1867(慶応3)年10月14日 - 1902年9月19日 俳人。松山や 秋より高き 天主閣
久保田 万太郎 くぼた まんたろう 1889(明治22)年11月7日 - 1963(昭和38)年5月6日。小説家、劇作家、俳人。叱られて 目をつぶる猫 春隣
【似顔絵サロン】
〔参考〕
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E7%99%96%E4%B8%89%E9%85%94
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