中村 草田男~定型詩でアルケーを知りたい(828)

今回は俳句。

降る雪や 明治は遠く なりにけり
感想 1931(昭和6)年の作。1989(昭和64/平成元)年。2019(平成31/令和元)年。吹く風や 昭和も遠く なりにけり

中村 草田男 なかむら くさたお 俳人。
【プロフィール】
1901(明治34)年7月24日、中国の福建省生まれ。父親は領事。
1904(3) 愛媛、1908(7) 東京、1912(11) 松山、1925(24) 東京。
1925(24) 東京帝国大学文学部独文科に入学。
1929(28) 虚子に師事。東大俳句会に入会。秋櫻子の指導を受ける。「草田男」の俳号で『ホトトギス』に投稿。
1931(31) 独文科から国文科に転科。
1933(32) 東京帝国大学国文科を「子規の俳句観」で卒業。成蹊学園で教師。
1934(33) 『ホトトギス』同人。
1939(38) 学生俳句連盟機関誌「成層圏」を指導。
1949-(48-) 成蹊大学政経学部で国文学教授。
1959-(58-) 朝日俳壇選者。
1967(66) 成蹊大学文学部を退職。非常勤講師。
1969-(68-) 成蹊大学文学部で名誉教授。
1983(昭和58)年8月5日、世田谷の病院で死去。82歳。
 友もやや 表札古りて 秋に棲む
 葡萄食ふ 一語一語の 如くにて

【キーワードと感想】

【ネットワーク】
加藤 楸邨 かとう しゅうそん 1905(明治38)年5月26日 - 1993(平成5)年7月3日 俳人。木の葉 ふりやまず いそぐな いそぐなよ草田男は楸邨、波郷と共に俳句誌の座談会で同席した仲。

石田 波郷 いしだ はきょう 1913(大正2)年3月18日 - 1969(昭和44)年11月21日 俳人。バスを待ち 大路の春を うたがはず草田男は波郷、楸邨と共に俳句誌の座談会で同席した仲。

【似顔絵サロン】
















〔参考〕
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E8%8D%89%E7%94%B0%E7%94%B7

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