加藤 楸邨~定型詩でアルケーを知りたい(830)

今回は俳句。

木の葉 ふりやまず いそぐな いそぐなよ
感想 時の流れ 止まることなし いそぐな いそぐなよ

加藤 楸邨 かとう しゅうそん 俳人。
【プロフィール】
1905(明治38)年5月26日、東京大田区生まれ。父親は国鉄職員。
1923(18) 金沢一中卒業。小学校で代用教員。
1929(24) 埼玉県立粕壁中学校で教員。
1931(26) 同僚に誘われ俳句を始める。秋櫻子と会い師事。『馬酔木』に投句開始。
1935(30) 『馬酔木』同人。
1937(32) 秋櫻子の勧めで筑波大学国文科に入学。波郷(24) と共に『馬酔木』の編集・発行事務。
1940(35) 筑波大学を卒業。都立小山台高等学校で教諭。『寒雷』を創刊・主宰。
1942(37) 『馬酔木』同人を辞す。
1945(40) 『寒雷』を休刊。1946(41) 『寒雷』を復刊。
1954-74(49-69) 青山学院女子短期大学国文科で教授。
1993(平成5)年7月3日、東京で死去。88歳。
 雉の眸(め)の かうかうとして 売られけり
 天の川 わたるお多福 豆一列
 たんぽぽの ぽぽと綿毛の たちにけり
 秋刀魚焼く 匂の底へ 日は落ちぬ

【キーワードと感想】
馬酔木 投稿、同人、編集で関わったんだ。

【ネットワーク】
水原 秋櫻子 みずはら しゅうおうし 1892(明治25)年10月9日 - 1981(昭和56)年7月17日 医師・俳人。月見草 神の鳥居は 草の中 ▼青邨と秋櫻子は同じ年生まれ。

石田 波郷 いしだ はきょう 1913(大正2)年3月18日 - 1969(昭和44)年11月21日 俳人。バスを待ち 大路の春を うたがはず ▼『馬酔木』の仲間。

【似顔絵サロン】





























〔参考〕
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E6%A5%B8%E9%82%A8

コメント

このブログの人気の投稿

大伴旅人の万葉集459番歌~アルケーを知りたい(1092)

大伴旅人の万葉集876-879番歌~アルケーを知りたい(1117)

大伴旅人の万葉集577番歌~アルケーを知りたい(1097)