日野 草城~定型詩でアルケーを知りたい(836)

今回は俳句。

ものの種 にぎればいのち ひしめける
感想 最初「桃の種」かと思った。ではなくて、ものの種だから種全般の話。そうか、種にはいのちがひしめいているんだ、と教えてもらった。

日野 草城 ひの そうじょう 俳人
【プロフィール】
1901(明治34)年7月18日、東京都台東区生まれ。
1918(17) 第三高等学校第一部乙類(英文科)入学。
1919(18) 五十嵐播水と「神陵俳句会」を結成。
1920(19) 「京大三高俳句会」に改組。虚子を招いて結成式。
1924(23) 京都帝国大学法学部法律科卒業。
1924-49(23-48) 大阪海上火災保険に入社。大阪住友海上火災保険株式会社で人事部長、神戸支店長。
1928(27) 秋櫻子らと共に「馬酔木」同人。
1933(32) 秋櫻子誓子播水、鈴鹿野風呂らとともに京大三高俳句会の俳句誌京大俳句」の創刊顧問。
1934(33) 「ミヤコホテル」10句を発表。永き日や 相触れし手は 触れしまま
1949(48) 肺結核のため保険会社を退職。
1951(50) 緑内障により右目を失明。見えぬ眼の方の眼鏡の玉も拭く
1956(昭和31)年1月29日、心臓衰弱で死去。55歳。
 みずみずし セロリを噛めば 夏匂う

【キーワードと感想】
虚子 草城の俳句の始まりは虚子だった。

【ネットワーク】
五十嵐 播水 いがらし ばんすい 1899年1月10日 - 2000年4月23日 俳人、内科医。草城見舞ふや 矢車草の路を択る ▼草城と播水は三高時代からの仲間。

【似顔絵サロン】















〔参考〕
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%87%8E%E8%8D%89%E5%9F%8E

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