広瀬 惟然~定型詩でアルケーを知りたい(861)

今回は俳句。

水鳥や むかふの岸へ つういつうい
感想 地下鉄や 次の駅へ ごういごうい

広瀬 惟然 ひろせ いぜん 俳人・蕉門十哲の一人
【プロフィール】
1648(慶安元)年、岐阜県関市生まれ。父親は酒造業。
1662(14) 名古屋の商家に養子入り。
1686(38) 妻子を捨て関で出家。美濃で弁慶庵を結ぶ。
1688(40) 芭蕉が『笈の小文』の旅を終え、岐阜に逗留した時に弟子入り。
1689(41) 『奥の細道』の旅を終えた芭蕉を大垣でおもてなし。
芭蕉没後、『奥の細道』を逆順路で歩く。
1711(宝永8)年3月27日、美濃の弁慶庵で死去。63歳。

【キーワードと感想】
笈の小文 おいのこぶみ』の旅 1687年10月-1688年、江戸から明石・京都までの芭蕉の俳諧紀行文。京都から江戸への帰路は復路は『更科紀行』。

【ネットワーク】
松尾 芭蕉 まつお ばしょう 1644(寛永21)年 - 1694(元禄7)年11月28日 俳諧師。旅人と 我名呼ばれん 初しぐれ / 旅寝して 見しやうき世の 煤払ひ / 蛸壺や はかなき夢を 夏の月 惟然が芭蕉に弟子入りしたのは40歳のとき。そのとき芭蕉は44歳。

【似顔絵サロン】















〔参考〕
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E7%80%AC%E6%83%9F%E7%84%B6

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