一休 宗純~定型詩でアルケーを知りたい(886)
今回は和歌。
感想 インスパイア和歌。誕生日も冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし。
▼一休 宗純 いっきゅうそうじゅん 僧、詩人
【プロフィール】
1394(明徳5)年2月1日、京都生まれ。父親は武将。
1400(6) 京都の安国寺で修行。
1406(12) 漢詩『長門春草』、1408(14) 漢詩『春衣宿花』が洛中で評判。
1415(21) 京都大徳寺の高層・華叟の下で修行。華叟の公案「洞山三頓の棒とは」。一休の答え「有漏路(うろぢ)より無漏路(むろぢ)へ帰る 一休み 雨ふらば降れ 風ふかば吹け」。感心した華叟が一休の号を授ける。
1420(26) 夜、カラスの鳴き声を聞いて大悟。華叟は印可を与える。
以後、詩、狂歌、書画と風狂の生活。
1474(80) 後土御門天皇の勅命で大徳寺の住持。草庵酬恩庵を結ぶ。
1481(文明13)年12月12日、酬恩庵でマラリアのため死去。87歳。
【キーワードと感想】
公案 こうあん。禅宗における問答。禅問答。要領を得ず、解答があるかすら不明。
【ネットワーク】
足利 義満 あしかが よしみつ 1358(延文3)年9月25日 - 1408(応永15)年5月31日 室町幕府第3代征夷大将軍。鹿苑寺(金閣)を建立。東山文化の祖。▼義満と一休は親子ほど年齢の差があるものの、二人は同時代の人だった。
【似顔絵サロン】
〔参考〕
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E4%BC%91%E5%AE%97%E7%B4%94
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