喜撰法師~百人一首でアルケーを知りたい(894)

我が庵は みやこの辰巳 しかぞ住む 世を宇治山と 人は言ふなり 8
感想 調べて分かったことがある。辰巳は南東の方向。しかぞ住むは鹿が住んでいるのではなく、穏やかに住んでいるという意味。宇治山は今の名前は喜撰山。そこで一句。わが庵は みやこの卯 しかぞ住む 余を深大寺と どなたも言わず

喜撰 法師 きせん
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 平安時代初期の真言宗の僧・歌人。
 宇治山に住んだ僧。
 六歌仙の1人。 

 木の間より 見ゆるは谷の蛍かも いさりに海人の 海へ行くかも

【キーワードと感想】
平安時代 日本の歴史の時代区分のひとつ。794延暦13年、桓武天皇が平安京(京都府京都市)に都を移してから鎌倉幕府が成立するまでの約390年間。

六歌仙 ろっかせん。『古今和歌集』の序文に出ている六人の歌人。僧正遍昭、在原業平、文屋康秀、喜撰法師、小野小町、大伴黒主

【ネットワーク】
大友 黒主 / 大伴 黒主 おおとも の くろぬし ? - ? 平安時代の歌人・官人。六歌仙の一人。鏡山いざたちよりて見てゆかむ 年へぬる身は老いやしぬると / さく花に思ひつくみのあぢきなさ 身にいたつきの入るも知らずて

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〔参考〕
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%9C%E6%92%B0

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