光孝天皇の歌~アルケーを知りたい(1045)

光孝天皇は百人一首15番歌「きみがため春の野に出でてわかなつむ 我がころもでに雪は降りつつ」の作者。
▼今日はプログラミング教室なので今から大学のホールに行く。雨天なので「きみがため家を出て授業の準備をする 我が足元は雨に濡れつつ」です。

▼光孝天皇 こうこうてんのう 
830(天長7)年 - 887(仁和3)年9月17日 57歳。
 第58代天皇。仁明天皇の第三皇子。文事を好み古風を復活、宇多醍醐朝の和歌復興の基をなす。遍昭と親交。
日本三代実録の光孝天皇評:天皇少く(わかく)して聡明、好みて経史を読む。容止閑雅、謙恭和潤、慈仁寛曠、九族を親愛す。性、風流多く、尤も人事に長ず。

843(13) 元服。親王。 882(52) 一品。親王の筆頭。884(54) 陽成天皇が譲位、第58代天皇。藤原基経が実質的関白。

▼光孝天皇の和歌と*勝手に解釈
仁和のみかど、みこにおましましける時に、人に若菜たまひける御うた
君がため春の野にいでて若菜つむ わが衣手に雪はふりつつ
*君のために春の野原に出て若菜を摘んできたよ。私の手に雪が降っていたけどね。

仁和の御時、僧正遍昭に七十の賀たまひける時の御歌
かくしつつとにもかくにも永らへて 君が八千代にあふよしもがな
*こんなふうにとにもかくにも今日まで生きながらえて来たのだ。これからもこの調子で長生きして欲しいよ。

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〔参考〕
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%AD%9D%E5%A4%A9%E7%9A%87
https://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/koukou.html

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