大伴家持の万葉集1494-1496番歌~アルケーを知りたい(1216)

▼家持のホトトギスとナデシコの歌。ナデシコは漢字で石竹とか撫子と書く。季節は、春から夏と幅広い。

 大伴家持が霍公鳥の歌二首
夏山の木末の茂にほととぎす 鳴き響むなる声の遥けさ 万1494
*夏山の木の末の茂みでホトトギスが鳴く。その鳴き声が響き渡っている。

あしひきの木の間立ち潜くほととぎす かく聞きそめて後恋ひむかも 万1495
*木の間をうまく飛び回りながら鳴くホトトギス。鳴き声を聞いていると、後あと恋しくなりそうだ。

 大伴家持が石竹(なでしこ)の花の歌一首
我がやどのなでしこの花盛りなり 手折りて一目見せむ子もがも 万1496
*我が家の撫子が花盛りです。手折って見せる人がいれば良いのだが。

【似顔絵サロン】大伴家持(718-785)の同時代人。3歳年上。岑 参 しん しん 715 - 770 唐の詩人。














〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_utabito&dataId=174
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E4%BC%B4%E5%AE%B6%E6%8C%81
https://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/yakamot2.html

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