万葉集巻第二十4417番歌(赤駒を山野にはかし)~アルケーを知りたい(1654)
▼今回の4417番には「多摩の横山」という地域名が出て来る。広々としているが起伏に富む場所。川の水も豊かなので馬も快適だろう。でも必要な時に捕まえられないので飼ってると言えるのかどうか。防人になった夫が徒歩で歩いていくのを見送る妻の歌。
赤駒を山野にはかし捕りかにて 多摩の横山徒歩ゆか遣らむ 万4417
右の一首は豊島の郡の上丁妻の椋椅部荒虫が妻の宇遅部黒女。
*赤駒を山で放し飼いにしたので捕まえられず、多摩の山を歩いて行くことになったわ。
【似顔絵サロン】宇遅部黒女 うじべ の くろめ ? - ? 奈良時代の女性。武蔵国豊島郡の出身。椋椅部荒虫の妻。755年、荒虫が防人の上丁として筑紫に派遣されたときに歌を詠んだ。
椋椅部荒虫 くらはしべのあらむし ? - ? 奈良時代の防人。755年、防人の上丁として筑紫に派遣。このとき妻の宇遅部黒女が詠んだ歌が4417番。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集四』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=20
コメント
コメントを投稿