万葉集巻第二十4440-4441番歌(足柄の八重山越えて)~アルケーを知りたい(1668)
▼大原今城が千葉から京都に出張か転勤するときの妻の歌二首。二首とも、防人の妻が夫を偲んで詠う歌と通じる寂しさが伝わる。
上総の国の朝集使大掾大原真人今城、京に向ふ時に、郡司が妻女等の餞する歌二首
足柄の八重山越えていましなば 誰れをか君と見つつ偲はむ 万4440
*足柄のたくさんの山を越えて貴方様がお出かけになったあとは、私は誰を貴方様として見て思い出せば良いのでしょうか。
立ちしなふ君が姿を忘れずは 世の限りにや恋ひわたりなむ 万4441
*貴方様のいつものお姿が忘れられませんから、世が続く限り恋しい思いが続くでしょう。
【似顔絵サロン】上総国郡司妻女 かみつふさのくにのぐんしがめ ? - ? 大原真人今城の妻。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集四』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=20
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