万葉集巻第1_28番歌(春過ぎて夏来るらし)~アルケーを知りたい(1735)
▼今回は超メジャーな歌。持統天皇は話題が詰まった存在。生まれた年が、乙巳の変があった645年。だから大化元年生まれ。わが国で年号が始まった最初の年の生まれ。父が乙巳の変を起こした中大兄皇子(天智天皇)、夫が壬申の乱を起こした大海人皇子(天武天皇)。17歳で草壁皇子を生む。夫が天武天皇になり、子供を吉野に集めてお互いに協力しあうと約束させた吉野の盟約のときは34歳。夫が死去したのが41歳、自らが持統天皇に即位したのが45歳。28番歌は、持統天皇が52歳で譲位した年の歌。
藤原の宮に天の下知らしめす天皇の代 高天原広野姫天皇、元年丁亥の十一年に位を軽太子に譲りたまふ。尊号を太上天皇といふ
天皇の御製歌
春過ぎて夏来るらし白栲の 衣干したり天の香具山 万28
*春が過ぎて夏になったらしい。天の香具山で白栲の衣を干しています。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集一』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=1
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