万葉集巻第1_33番歌(楽浪の国つ御神の)~アルケーを知りたい(1740)

▼32番、33番の二首は高市黒人の作なので、並べてみました。共に旧都である近江大津宮に対して「悲し」と言ってます。この場所が都だったのは7年間。天智天皇が崩御の後、壬申の乱が起き、その後、都が遷ることになった。その全体に対する感慨かも。

楽浪(ささなみ)の国つ御神(みかみ)のうらさびて 荒れたる都見れば悲しも 万33
*楽浪の国の御神が寂れて、荒れてしまった都を見ると悲しくなります。


〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集一』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=1

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