万葉集巻第1_52番歌(とこしへにあらめ)~アルケーを知りたい(1756)
▼今回は藤原宮の素晴らしさをほめたたえる歌。香具山、畝傍山、耳成山、吉野山が出て来る。そして豊かな清水が湧く井戸。山々のよき、井戸のよき。
藤原の宮の御井(みゐ)の歌
やすみしし 我ご大君
高照らす 日の御子
荒栲の 藤井が原に
大御門 始めたまひて
埴安の 堤の上に
あり立たし 見したまへば
大和の 青香具山は
日の経の 大き御門に
春山と 茂みさび立てり
畝傍の この瑞山は
日の緯の 大き御門に
瑞山と 山さびいます
耳成の 青菅山は
背面の 大き御門に
よろしなへ 神さび立てり
名ぐはし 吉野の山は
影面の 大き御門ゆ
雲居にぞ 遠くありける
高知るや 天の御蔭
天知るや 日の御蔭の
水こそば とこしへにあらめ
御井の清水 万52
*吉野の立派な宮殿の井戸で湧き出る清らかな水よ、永遠なれ。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集一』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=1
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