万葉集巻第1_55番歌(あさもよし紀伊人)~アルケーを知りたい(1760)

▼今回の歌の冒頭の「あさもよし」は紀伊の枕詞で、特産の麻裳が良い、という意味。紀伊は「朝も良し」と思ってたら、違ってました。で、この歌の本意は何だろうか。紀伊の人はどこかに行くときもどこからか来る時も土山を眺められるから羨ましい、といって真土山と紀伊の人を誉めることにありそう。調淡海にそこまでいわれると見たくなる。

あさもよし紀伊人羨しも真土山 行き來と見らむ紀伊人羨しも 万55
*紀伊の人がうらやましいです。行くときも来るときも真土山を眺められるのですから、紀伊の人がうらやましいです。
 右の一首は調音淡海。


〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集一』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=1

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