万葉集巻第1_64番歌(葦辺行く鴨の羽交ひに)~アルケーを知りたい(1769)

▼寒い日の鴨の歌。多摩地域を流れる野川。寒い日、岸で14羽の鴨が同じ方を向いてうろうろしている様子を見ました。羽交に霜が降りるほどの冷え込みではありませんでした。鴨は存在そのものが歌になってるようです。

 慶雲三年丙午に、難波の宮に幸す時、志貴皇子の作らす歌
葦辺(あしへ)行く鴨の羽交(はが)ひに霜降りて 寒き夕は大和し思ほゆ 万64
*葦辺を行く鴨を見ると、羽の合わさったところに霜が降りています。こんな寒い夕べは大和を思い出します。


〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集一』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=1

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