万葉集巻第1_73番歌(我妹子を早見浜風)~アルケーを知りたい(1778)

▼今回の73番歌は、というか、この歌も、「松」と「待つ」をかけて遊んでいる。真面目な顔で鑑賞しないといけないのか、ぷふふと笑っても良いものか、ちょっと戸惑ってしまう。結局、堅苦しくなるのはいやなので、おお、こりゃ駄洒落だな、「まつ」たくしょうがねえな、とほほ笑むことにします。

長皇子の御歌
我妹子を早見浜風大和なる 我れ松椿吹かずあるなゆめ 万73
*我が妻に早く会いたい気持ちを代弁するように激しく吹く早見浜風よ。いま大和にいる私を地元で松(待つ)ている椿をくれぐれも吹き忘れないように。


〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集一』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=1

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