万葉集巻第6_908-909番歌(年のはにかくも見てしか)~アルケーを知りたい(1790)
▼今回は、長歌907番の後に続く反歌2首。天武天皇と持統天皇が吉野を大事にしていた気持ちが引き継がれている。吉野川と滝を褒める歌。滝はそうそうどこにでもあるものではないから、とっておきの存在。
反歌二首
年のはにかくも見てしかみ吉野の 清き河内のたぎつ白波 万908
*毎年繰返し見たいのが吉野の清らかな河内でほとばしる白波です。
山高み白木綿花に落ちたぎつ 滝の河内は見れど飽かぬかも 万909
*高い山から白木綿の花のように落ちてしぶきをあげる滝がある河内。ここは見ても見ても飽きません。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=6

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