万葉集巻第1_84番歌(秋さらば今も見るごと)~アルケーを知りたい(1787)
▼今回は天智天皇の息子と天武天皇の息子が二人で秋の終わりに開いた宴での歌。 巻一の最後を締めるのにふさわしい 穏やかな雰囲気。 寧楽の宮 長皇子、志貴皇子と佐紀の宮にしてともに宴する歌 秋さらば今も見るごと妻恋ひに 鹿鳴かむ山ぞ高野原の上 万84 *秋が去ると、今見ているように、妻を求めて鹿が鳴く山です、あの高野原の上は。 右の一首は 長皇子 。 〔参考〕 伊藤博訳注『新版 万葉集一』角川ソフィア文庫。 https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=1