万葉集巻第6_1035-1036番歌(田跡川の滝を清みか)~アルケーを知りたい(1866)
▼1035番は出張先の滝の水の清らかさを詠う歌。1036番は出張先から家に帰りたい気持ちが伝わる歌。本音はそうなんだ、と思わせる歌。
大伴宿禰家持が作る歌一首
田跡川の滝を清みかいにしへゆ 宮仕へけむ多芸の野の上に 万1035
*田跡川の滝が清らかなので昔から多芸の野で宮仕えしてきたのでしょう。
不破の行宮にして、大伴宿禰家持が作る歌一首
関なくは帰りにだにも打ち行きて 妹が手枕まきて寝ましを 万1036
*不破の関がなければ馬で妻が待つ家に戻ってゆっくり寝られるのに。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=6

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