万葉集巻第6_1041番歌(我がやどの君松の木に)~アルケーを知りたい(1870)
▼君を待つ→君松の木、雪→行き、とダブルでシャレてみた和歌。天平16年の歌。西暦では744年。この頃から今に至るまでシャレを言わずにはおれないのだ。この歌の作者は不明だが、集まったのは阿倍虫麻呂の家。阿倍虫麻呂といえば、4年前の740年には藤原広嗣が起こした乱を勅使として鎮圧に向かった人。ダブルのダジャレに、あははと笑って喜んだのかな。
十六年甲申の春の正月の五日に、諸卿大夫、安倍虫麻呂朝臣が家に集ひて宴する一首 作者審らかにあらず
我がやどの君松の木に降る雪の 行きには行かじ待ちにし待たむ 万1041
*私の家にある「君待つ木」に雪が降っています。迎えに行くのは行かず、待つだけ待つことにします。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=6
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