万葉集巻第6_1042番歌(一つ松幾代か経ぬる)~アルケーを知りたい(1871)
▼今回の歌は二首セットの初めの一首。家持と市原王が久邇京近くの岡を散策したときの歌。前書きに「松の下に集ひて飲む」とある。詠むじゃなくて飲む?ここで小宴を持ったのだろうか、と思った。
1042番は、松を吹き抜ける風の音の清らかさを詠っている。相当に強い風が吹いてないと枝を抜ける風音が聞こえないんじゃないか?と思うと気になって仕方がない。
同じき月の十一日に、活道の岡に登り、一株(ひともと)の松の下に集ひて飲む歌二首
一つ松幾代か経ぬる吹く風の 声の清きは年深みかも 万1042
*この一本の松は年を重ねた古木なのだろう。吹き抜ける風の音が清く聞こえる。
右の一首は市原王が作。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=6
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