万葉集巻第二十4475-4476番歌(初雪は千重に降りしけ)~アルケーを知りたい(1684)

▼今回は家持と今城が一献重ねたときの歌。それにしても雪に強いというか寒さに強い万葉の方々だ。体の強さが違う。

 二十三日に、式部小丞大伴宿禰家持が宅に集ひて飲宴する歌二首
初雪は千重に降りしけ恋ひしくの 多かる我れは見つつ偲はむ 万4475
*初雪は積み重なるように降って欲しい。人恋しがりの私は積もった雪を見て偲ぶから。

奥山のしきみが花の名のごとや しくしく君に恋ひわたりなむ 万4476
 右の二首は兵部大丞大原真人今城
*奥山のしきみの花の名前のように、私は貴方様をしきりに思い出すでしょう。

【似顔絵サロン】大原 今城/今木 おおはら の いまき 705年 - ? 奈良時代の皇族・貴族・万葉歌人。764年、藤原仲麻呂の乱に連座。771年、赦免。秋されば春日の山の黄葉見る奈良の都の荒るらく惜しも 万1604
















〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集四』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=20

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