万葉集巻第二十4486番歌(天地を照らす日月の)~アルケーを知りたい(1689)
▼4486番は後に淳仁天皇になる大炊(おおい)皇子の歌。後見人は藤原仲麻呂。この歌は757年の作で、一年後に孝謙天皇から譲位される。「あるべきものを何をか思はむ」と詠っているので、このときから「思はむ」ことがあったのだろうか、と思ってしまう。
天平宝字元年の十一月の十八日に、内裏にして肆宴したまふ歌二首
天地を照らす日月のきはみなく あるべきものを何をか思はむ 万4486
右の一首は、皇太子の御歌。
*天地を照らす太陽と月と同じく天皇の御代は極みがありません、思い煩うことなどありません。
【似顔絵サロン】淳仁天皇 じゅんにんてんのう 733天平5年 - 765天平神護元年11月10日 第47代天皇。在位:758年9月7日 - 764年11月6日 天武天皇の皇子・舎人親王の七男。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集四』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=20
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