万葉集巻第二十4487番歌(いざ子どもたはわざなせそ)~アルケーを知りたい(1690)

▼前回の4486番と今回の4487番が詠まれたのは757年11月。その数カ月前に橘奈良麻呂が藤原仲麻呂を打倒する計画に勝っている。4487番は、内裏で行った宴会に集った貴族や官僚たちを引き締めるメッセージ和歌。負ければ「たはわざ」。ところが7年後、仲麻呂自身が乱を起こし負けてしまう。

いざ子どもたはわざなせそ天地の 堅めし国ぞ大和島根は 万4487
 右の一首は、内相藤原朝臣奏す。
*さあ皆さん、たわけた振る舞いはなされませんように。天地の神々が堅く国なのですから、ここ大和島根は。

【似顔絵サロン】藤原 仲麻呂  ふじわら の なかまろ 恵美押勝 706慶雲3年 - 764天平宝字年10月17日 奈良時代の公卿。藤原武智麻呂の次男。天雲の去き還りなむもの故に思ひそ我がする別れ悲しみ 万4242
















〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集四』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=20

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