万葉集巻第6_1017 番歌(木綿畳手向けの山を)~アルケーを知りたい(1853)
▼坂上郎女が遠方の神社にお参りに行った日の夕方、宿泊先を思案する歌。この時代はオンラインで予約する仕組みはないので、宿が並んでいる通りを歩きながら「いづれの野辺に廬りせむ我れ」と言いながら決めたのだろう。泊りがけでどこかに行くとき、このセリフを呟いてみたい。
夏の四月に、大伴坂上郎女、賀茂神社を拝み奉る時に、すなはち逢坂山を越え、近江の海を望み見て、晩頭(ひのぐれ)に帰り来りて作る歌一首
木綿畳(ゆふたたみ)手向けの山を今日越えて いづれの野辺に廬(いほ)りせむ我れ 万1017
*手向けの山(逢坂山)を越えました、さて今日はどこに泊まろうか、私は。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=6
.jpg)
コメント
コメントを投稿